ディアトロフ峠事件の真相 ロシアでの学生死亡事件の原因は何だったのか?


「世界まる見え!テレビ特捜部」でロシアで起こったディアトロフ事件が取り上げられます。

9人の学生たちがスノートレッキングの最中に不可解な死をとげた事件の真相は何だったのか。その死亡原因は半世紀が経った今日まで解明されることなく、様々な憶測をよんでいます。

番組では、この事件の数々の謎を徹底的に検証されるようですが、どのような真実が浮かび上がってくるのでしょうか。

ディアトロフ峠事件の発端

ディアトロフ峠事件が起こったのは、1959年2月2日のこと。

ウラル科学技術学校の生徒や卒業生でなる10人のメンバーが、ウラル山脈にスキーのトレッキングに出かけました。

時期的に考えて、難しいコース設定だったようですが、10人全員が長距離スキーや山岳に慣れたメンバーだったということで、スタートのゴーサインが出たようです。

1月25日に集合して、27日から本格的な登山を開始。

しかし、メンバーのうちの1人、ユーリー・ユーディンが急な病気のため離脱し、9人での再スタートとなりました。

メンバーの最終目的地は、オトルテン山。

しかし、2月1日のこと、吹雪と悪天候のため、道を誤ってしまった一行は、ある山の斜面にキャンプを張ることとしました。

これが悲劇の始まりだったのです。

 

学生9人が全員死亡

一行からの連絡が予定日を過ぎた以降もなかなか届かず、予定日を8日過ぎた2月20日、親族たちが学校に訴え、学生や教師で結成された救助隊が現地に送られました。

その後、警察や軍も加わり、ヘリコプターなどを使って大規模な捜索が行われました。

そして2月26日。捜索隊が破れたテントを発見。

そこから次々と遺体が発見されることとなったのです。

テントから離れた所にある大きなヒマラヤ杉の下で、下着しか身に着けていない2人の遺体。

そのヒマラヤ杉とテントとの間に点々とあった3人の遺体。

そして、残る4人の遺体は、見つけ出されるまでに2ヶ月の期間がかかったと言います。

4人の遺体が見つかったのは、ヒマラヤ杉から少し離れた所にある渓谷。

4人は4mほどの深さの雪の中に埋まっていたそうです。

この4人は先に見つかった人たちよりは、少しはましな格好をしていたと言います。

ヒマラヤ杉の付近とそこまでの間の道で見つかった遺体の5人は、低体温症で亡くなったことがわかりました。

しかし、残る4人の遺体は、検死の結果、3人に致命傷となるものがあったと言います。

1人は頭部に大けがを負い、他の2人はろっ骨を激しく骨折。

専門家の見解では、かなり大きな圧力によるものだということが言われました。

またろっ骨を折ったうちの1人は、舌がなかったそうです。

加えて、メンバーが身に着けていたセーターやズボンから放射線が検出されたことも、謎を深めることとなりました。

 

雪崩が原因なのか

いろんな原因が疑われたこの変死事件でしたが、一番に言われたのは雪崩説。

一般的には、キャンプを設営したこの地域は雪崩の多い地域ではないものの、事件のあった夜は雪が降っていて、9人のメンバーが山の斜面にテントを張ったことで、雪が不安定になったことも考えられるそうです。

雪崩を逃れて、渓谷に滑落して行ったため、ひどい骨折などを負うことになってしまったということも理屈では考えられます。

しかし、キャンプから遺体発見現場の方に向かって足跡が発見されたことや、衣服から放射線が検出されたこと、また遺体から舌などが無くなっていたことは、雪崩では説明がつきません。

9人の命を奪ったのは雪崩だったとしたら、この事件がこんなに後世まで語り継がれることもないのでしょうが、あまりにも謎が多いのが、このディアトロフ峠事件なのです。

 

他の原因とは?

確かな原因は解明されていないわけですが、ヒントとなる現象が事件当日に目撃されています。

それは、事件現場から50キロほど離れた地点でオレンジ色に光る球のようなもの。これは、大陸間弾道ミサイルを発射した光だったようですが、軍がこの事件のあった地域で、何かしら秘密の活動を行っていたことに由来するとも言われています。

また、テント内にはカメラが残されていたそうですが、現像してみると、最後の一枚には光体のようなものが写っていたのだとか。

雪崩だけでは説明することのできない、さまざまな事象がある以上、この軍による何らかの動きが事件を引き起こしたと考えるのも自然のことのように思えます。

 

イエティ説や先住民説

あまりにも謎が多い事件なだけに、いろいろな説が噂されたこの事件。

イエティ説は、ヒマラヤに住むという未確認動物であるイエティから襲われたのではないかという説。

イエティは、全身が長い毛でおおわれていて、直立で歩くのが特徴とされる生き物です。

しかし、イエティ説をもってしても、放射線の問題などは解決ができません。

また先住民のマンシ人に襲われたという説も同じです。現場に、メンバーの足跡しか残っていなかったというのもありますが、放射線の問題は、先住民に当てはめてみても可能性から除外されます。

 

真相解明が待たれます

雪山がどれほど危険かということは、いろんなメディアを通じても頻繁に報じられています。

何より怖い自然を相手に挑むということで、登山に参加したメンバーにはそれなりの覚悟はあったものと思いますが、あまりにも奇怪なことが多すぎて、すべてを処理できないまま、半世紀たつ現在までその謎は解明されてこなかったのでしょう。

その事件の裏に、軍が絡んでいるかもしれないというのも、その一因かもしれません。

今回の番組で、全容解明とは行かないまでも、その一端が解き明かされるのでしょうか。

亡くなった9人の若い命のためにも、いろいろな現代の技術や情報を駆使して、原因が解明されるといいなと思います。

 

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