長崎の記録的大雪が残したもの 断水で水の有り難さを教えられる


天気予報が見事的中し、すごいパワーを持った低気圧が長崎を襲いました。

大したことないんじゃないかと半ば残念に思っていたら、降り始めるとものすごい暴風雪。

テレビの中でしか見たことのない、ホワイトアウトのような光景が、自宅の窓の外で繰り広げられ、不謹慎ながら歓喜の声をあげました。

が、峠を越えた後にやってきたのが、行政からの「断水」のご案内。

水がこんなにありがたいものだということを痛感しました。

 

天気予報が見事的中!!

昨年もおととしも、ほとんど長崎市に本格的な雪は降らず、地球温暖化でもう雪遊びも夢と化してしまったかと思っていましたが、ここに来て、週間天気予報に連続した雪だるまのマークが。

ここのところ、雪は降っても少しぱらつく程度ということが続いていただけに、今回も「本当に降るのかな~」と半ば疑っていた長崎県民が多かったのではないでしょうか。

ところが、23日、土曜の夜、ぱらつき始めた雪。

筆者は、夕方からとある宴会に参加し、夜9時頃には帰宅しましたが、その頃は降った雪もすぐに溶けて消えてしまう程度でした。

そして、24日、日曜の早朝4時頃。

うっすら積もった雪を窓から見て「な~んだ、こんなものか…」ともうひと眠り。

8時過ぎに目が覚めると、4時間前とはまるで違った風景が窓の外を覆っていました。

 

長崎で記録的な大雪

そう、一面の銀世界です。

時折吹き付ける強風が乾いた雪を巻き上げ、一瞬にして窓の外の景色が真っ白になります。

何でも、昭和42年に長崎市では15㎝の雪を記録したようですが、今回はそれを上回る積雪。

筆者は昭和46年生まれですので、まさしく人生の中で一番の大雪なわけです。

興奮しつつ三人の子供たちを起こし、せかすように朝食を食べさせ、身支度を整え家の外へ。

が、さすがに暴風雪警報が発令されているということで、時折目も開けられないくらいの風と雪です。

雪遊びは諦め、家の中に入り、午後からまた外へ。

国道沿いに建つわが家ですが、いつもは車通りの多い道もほとんど車の姿はなし。

たまに、チェーンを巻いた車がゆっくりゆっくり走る程度です。

翌日25日月曜も、長崎市内の小中学校は休校ということで、子供たちと朝から雪遊び。

長男は雪で竹田城を作り、次女は前日に引き続き2つ目の雪だるま作り。

中3の長女も、私立の入学が決まったのをいいことに、ミニバケツに雪を入れては固め、型抜きし、それを何個も積み重ねてオブジェ?を作っていました。

今度はいつこれだけの雪に出会えるかわかりません。

そんな気持ちで思う存分、雪を満喫したわが家でした。

 

断水だと!?

そして、そんな雪で充実感漂うわが家に悲しいお知らせが届いたのは、夜の7時40分。

長崎市の防災無線放送で「8時から停水します」と言うではないですか。

何でも、私の住む地域のあちらこちらで水道管の破裂が起こり、それが雪溶けと共に漏水に代わり、貯水池がカラ状態になっているとのとこ。

が、停水まであと20分。

聞けば、翌朝6時までの予定というじゃないですか。

あ、夜だけね~と軽い気持ちで、とりあえずありったけのボウルや鍋、空いたペットボトルに水を貯めました。

そして翌日26日。

なんと復旧が遅れているとの放送。。。

お昼を過ぎても水は出ず、いよいよ今日は風呂なしか~と覚悟していた頃、13時半頃、水が復旧したのです。

意外に早くてよかったね~と胸をなでおろしつつ、外ではまだ時折給水車の案内の放送が流れていて、まだ個別には断水しているところがあるのかもねと言っていましたが…。

な、なんと、またもや夜の8時55分。

放送で「9時から停水に入ります」と言うではないですか!!

今度はタイムリミットまでわずか5分。

9時きっかりに水がとまるわけではないにしろ、気が焦ります。

あわてて家族全員歯磨きをし、トイレを済ませ、水を貯め…。

そんなところへ、向かいに住むおじが給水車で水をもらってきたと、6リットルのパックを2つ持ってきてくれました。

給水車のところにいた行政の人によれば、実はまだまだ漏水の元が全部はつかめておらず、完全復旧の目途が立たないとのこと。

ということは…。

もしかして、夕方少しは使えるけど、夜から昼間にかけては断水ということがしばらく続く?

子供たちが通う小学校や中学校も、こうなると給食はなし。

弁当を作るにも水が必要だから無理を言えないとのことでしたので、復旧までは午前だけの授業ということでしょうか!?

 

これもいい経験と思おう!!

水の有り難さをここに来て痛感することになってしまいました。

普段は節水をしないと思いつつ、水道の蛇口を回せばいくらでも出てくる水に、あまり有り難さなど感じずにいたのは事実。

一時復旧しても、にごった水が出て、普段透明できれいな水が出ることが何とすごいことか思い知らされました。

水洗トイレに水がさっと流れることも、湯船いっぱいのお湯が張れることも、いやいや顔や手がきれいな水で洗えることも、こんなにすごいことだったんですね。

いつになったら完全復旧するのか、素人にはさっぱり検討もつきませんが、子供たちが水の大切さをわかるにはよい機会です。

そんないい点を考えながら、復旧の日を待ちたいと思っています。

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