スマイリーキクチの人生を変えたコンクリート事件と飯島愛の関わりの真実


昭和の時代が終わろうとしていた頃、足立区綾瀬で凄惨な事件が起こりました。

女子高生が長い期間監禁された末、無残にも命を奪われ、コンクリート詰めされたのです。

この事件の犯人は全員が未成年者。

公の報道では名前が伏せられていたため、この事件に期せずして巻き込まれ、人生をも変えられたお笑い芸人がいました。

それがスマイリーキクチさんです。

また、同じく関与が疑われた芸能人に飯島愛さんがいます。

ネットへの書き込みが原因で、10年あまりに渡って、苦しみ続けたスマイリーキクチさん。そして今は亡き、飯島愛さん。人生をコンクリート事件によって変えられた2人について迫ってみます。

 

 

コンクリート事件とは?

その凄惨な事件が起きたのは、昭和63年11月のこと。

アルバイトから帰宅途中だった女子高生をだまし打ちするようにホテルに連れ込み、その後、加害者のうちの1人の自宅に40日以上に渡って監禁したのです。

加害者とされているのは4人。

全員が当時未成年者でした。

少女は、ここでは書き表せないほどのむごすぎる暴行を連日連夜受け続け、ついには命を落としてしまいます。

そして、遺体の処理に困った少年たちは、ドラム缶に遺体を詰め込み、コンクリートを流し込んで江東区の埋め立て地に捨てたのです。

当時、筆者も被害者と同じ高校生でした。それも誕生日はその少女と1日違い。

時代が昭和から平成へと変わり、筆者は高校から大学へと進学した時期でしたが、被害少女も成績もよく、就職も内定していたそう。

しかし、筆者自身、当時の過熱した報道は今でも覚えているものの、あまり関心も寄せていなかったような気がします。

あれから、28年。改めて、事件のことを調べてみると、本当に人間がした行為なのかと思うほどの所業です。

週刊文春など一部では加害少年たちの本名が語られたものの、少年法に守られた犯人たちは、極刑も免れ、主犯の少年でさえ懲役20年という審判でした。

しかし、この真犯人たちの一方で、犯人にまつりあげられた芸能人がいました。

それが、スマイリーキクチさんです。

 

スマイリーキクチが疑われた理由

スマイリーキクチさんは、事件が起こった当時高校生でした。

そしてスマイリーキクチさんへの誹謗・中傷が始まったのは、その事件から10年を経過してからです。

名前が伏せられていた犯人たちを糾弾したい気持ちからか、ネット上で犯人を作り上げようとした輩につかまってしまったのが、スマイリーキクチさんだったのです。

では、なぜスマイリーさんだったのか。それは

・スマイリーさんの出身地が足立区だったから

・スマイリーさんが加害者と同年代だったから

・10代の時にグレていたことがあったから

という理由から。

Wikipediaによると、スマイリーさんと同年代の足立区出身の男子は6,334人もおり、その中で10代に荒れていた少年など山のようにいたはず。

それなのに、おそらく芸能人というだけで血祭りにあげられたスマイリーさんは、21歳の時にお笑いでデビューするもそれから6年後には、このネットの餌食にされてしまったわけです。

また、元警視庁の刑事だった北芝氏の著書の中で

「お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューした犯人」

がいるとふれられたことも大きなポイントとなったようです。

スマイリーキクチさんは、その後、身の危険も感じ、警察に相談したことで、ネットで誹謗・中傷を重ねた人たちは検挙されることになりました。

冷静に考えると、スマイリーさんがコンクリート事件の加害者である根拠はないにも等しいわけですが、中傷をしていた犯人たちのほとんどは、本当にスマイリーさんを犯人と信じていたと言います。

スマイリーさんが、この濡れ衣を着せられ、心身共に苦しんだ期間は終結までに約9年。

あまりに長い年月でした。

 

もう一人の餌食 飯島愛

スマイリーキクチさん同様、芸能人の中でこのコンクリート事件への関与が疑われた人物がいました。

それが、2008年に亡くなった飯島愛さんです。

飯島愛さんが10代の頃からグレていた話は本人の口からも生前語られていましたが、著書の中に高校生の頃、足立区のお隣・八潮で彼氏と同棲していたことを書いています。また、主犯はこの八潮に住む少年でした。

飯島愛さんの元彼が事件に関係し、飯島さん自身も現場となった部屋を訪れていたという噂もあります。

すべて飯島さんは否定されていますが、飯島さん亡き今、事実は闇に消えています。

しかし、いろんな事実を芸能人だからという理由で事件にハメ込んでいる、そんな気がしないでもありません。

 

コンクリート事件と巻き込まれた芸能人たち

未成年の少年たち4人が起こした事件は、極刑に十分値するものだと、個人的には思います。

その後、刑を終え出所した後に、また何らかの犯罪に手を染めた人がいることを考えると、少年法とか更正の余地とか、意味があるのかと思えてなりません。

人が人の命の最後を決めることにも疑問は感じますが、それでも人の命を無残な形で奪っておきながら、その罪が数年で償えるというのはあんまりです。

今では、ネットの規制が厳しくなってきたものの、急激に進んでしまったネット社会の餌食となった芸能人たち。

スマイリーキクチさんは、そんなことが二度と起こらないよう、いろいろな啓発運動を行っています。

本当なら忘れたい過去のはずですが、実体験に基づいた話で多くの人にネット社会の怖さなどを伝えて下さるのは有難いことです。

この春から高校に進学する娘を見ながら、間違ったネットへの関わり方をしないよう見届けていく責任を感じています。

そして、亡くなった被害高校生が少しでも心安らかになることを祈っています。

 

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