津川雅彦の娘誘拐事件で犯人の名前が出なかった理由!動機は金目的!?


俳優・津川雅彦さんと女優・朝丘雪路さんの長女・真由子さんが生後わずか5ヶ月で誘拐された事件をご存知でしょうか。

1974年に発生したこの事件。犯人は未成年などではなかったにもかかわらず、今なお、犯人の名前は報道されていません。

現在、女優として活躍する真由子さんですが、その誘拐事件の裏には何があったのでしょうか。

 

 

津川雅彦の娘・真由子誘拐事件

津川雅彦さんの娘・真由子さんが誕生したのは、1974年3月18日。

事件は、そのわずか5ヶ月後に発生しました。

8月15日の未明、世田谷区にあった津川さんの自宅から生後5ヶ月の真由子さんが誘拐されたのです。

当時、多忙な津川夫妻に代わり、真由子さんの面倒を見ていたのは住み込みで働く看護師さんだったそうです。

その日も、真由子さんは看護師さんと一緒に寝ていたそうですが、看護師さんが部屋に真由子さんを残し離れたすきに、犯人が真由子さんを連れ去ったのでした。

が、その看護師さんは真由子さんを抱っこして部屋を出ていく男性の姿を見ていたらしく、それを津川さんだと思っていたのだとか。

確かに、まさか自宅で堂々と抱っこして赤ちゃんを連れ去るだなんて、普通は考えませんからね。

しかし、そのことを知らされた別室で休んでいた津川夫妻は、すぐに誘拐だと悟ったそうです。

 

犯人の名前はなぜ非公表!?

警察にすぐさま通報したという津川夫妻。

自宅には警察官が詰め、夜が明ける頃、犯人から身代金を要求する電話が入りました。

その要求は、第一勧業銀行のある口座に400万円振り込むようにというもの。

翌日の16日、東京駅南口にあるATMに現れた犯人はあえなく逮捕となりました。

しかし、ほっとしたのも束の間。

津川夫妻が一番心配していた真由子さんの居所を、この犯人は一向に話そうとしませんでした。

「どうせ死刑になるのだから」

とまるで無茶な答えを繰り返し、津川雅彦さんも真由子さんの命を一時は諦めたと言います。

しかし、この犯人には実は前科がありました。

すぐさま住所が割り出され、警察が直行し、真由子さんは無事発見されたのです。

しかも、23歳の犯人は結婚をしていて、その妻には真由子さんのような赤ちゃんがいたのだとか。

犯人の妻は、自分の子と同じように、真由子さんの面倒も見ていたと言います。

犯人の名前がいまだ報道されていないのは、更生の道を考えてのことかとも思いましたが、前科があったというのには驚きです。

普通なら、実名が公表されても何の不思議もありません。

では、なぜ名前は明らかにされなかったのか。

ここからは、筆者の憶測ですが、当時、この事件で津川さんはひどいバッシングを受けたと言います。

「赤ちゃんまで人任せ」
「犯罪誘う“家庭売り物”」

と新聞には書かれ、家族を自分の宣伝に使うような役者は、誘拐ぐらいされても当然!というような言われ方をしたと言います。

そして、発見された真由子さんは、犯人の妻によってきちんと世話をされていました。

マスコミは、犯人を責めると言うより、子供の面倒を他人に任せる津川さんの方に非難の矛先を向けた。その結果が、犯人の名前の非公表につながったのではないでしょうか。

ちなみに、今では、いろいろな「報道協定」か結ばれることがありますが、そのきっかけとなったのが津川雅彦さんの娘さん誘拐事件だと言われています。

命を優先するために、被害者の安全が確かめられるまでは報道を行わない。

この慎重なマスコミの姿勢が、津川さんへのバッシングに流れ、結果、犯人の名前の非公表に影響したことも考えられますね。

 

津川雅彦の改心に思う

津川雅彦さんは、真由子さんが誘拐されたことをきっかけに、心を改められたそうです。

銀座通いも控え、「世界一のパパ」になると決めたのだとか。

そこからがさすがにダイナミックで、スコットランドの城を買い取って北海道に運び込んだり、真由子さんに木のおしゃぶりを与えたくて木製玩具を輸入する会社を始めたり。

「グランパパ」にはそんな背景があったのかと、今更ながら感心しますね。

もちろん俳優としても年々その演技に深みが増し、今の地位を築かれたわけですが、警察への恩義も忘れることなく、拉致問題にも積極的に協力したりと、津川雅彦さんの人生を真由子さんの誘拐事件が大きく揺り動かしたのは明らかです。

誘拐した犯人は10年ほどの有罪判決を受けたわけですが、今はどう過ごしているのでしょう。

津川さんは、

「今では、誘拐事件が起きてよかったとさえ思っているほどです」

と語っていますが、これは結果が結果だったからこその話。

昨今、幼いわが子さえ手にかけるふとどきな親をニュースで頻繁に見かけますが、そんな事件やましてや誘拐など経験しなくても、わが子のことはきちんと育てたいものです。

しかし、成長した真由子さんは津川さんのことを世界一のパパと尊敬しているそう。

子は親のことをよく見ています。

無理はしなくても、子供は親のことをきちんと理解してくれているものです。

子育てについて、いろいろと考えさせられる事件です。

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