「盲目のヨシノリ先生」の原作と淑則先生の現在にパワーをもらおう


今年も24時間テレビの季節になりましたね。

24時間テレビと言えば、ドラマスペシャルを楽しみにされている方も多いと思いますが、今年のドラマは「盲目のヨシノリ先生」

NEWSの加藤シゲアキさんが主演を務めるこのお話には、もちろん原作があります。

原作は2015年11月に発行された、新井淑則さんの「光を失って心が見えた」

そのタイトルの通り、盲目となった教師のお話です。

突然の失明から、普通中学に復帰し現在に至るまでのヨシノリ先生の足跡を追いました。

「盲目のヨシノリ先生」のあらすじ

2016年の24時間テレビで放送されるドラマスペシャルは、「盲目のヨシノリ先生」です。

あらすじを紹介すると以下のとおり。

中学で国語を教える熱血教師・新井ヨシノリは、サッカー部の顧問もこなし、全力で生徒たちと向かい合う日々を過ごしていました。

私生活でも音楽教師の真弓と恋に落ち、ゴールイン。3人の子供たちにも恵まれ、順風満帆な毎日を過ごしていました。

が、そんなヨシノリを病が襲います。

その病気とは「網膜剥離」

手術を重ねるも、結果的に両目とも失明し、絶望のどん底に叩きつけられたヨシノリでしたが、家族や先輩、そして教え子、同じ障害を持つ教師仲間など、いろいろな人たちに支えられ、再び教師の道を歩むことを決めます。

しかし、そんなに簡単に行かないのが人生。ヨシノリ先生のその後の苦闘がドラマの中では描かれているようです。

キャストとしては、

ヨシノリ先生をNEWSの加藤シゲアキさん。ジャニーズアイドルにして作家でもある加藤さんにぴったりの配役ですね。

そしてその妻・真弓を沢尻エリカさん。個人的には、意外すぎて楽しみな配役です。

元教え子に同じジャニーズの小瀧望さんが出演。弱視の高校の先生役で若林正恭さんが抜擢されています。

その他、脇を固めるのが、中村梅雀さん、風吹ジュンさん、橋爪功さんらベテラン陣。

今回も贅沢な配役で、よいドラマになりそうです。

 

「盲目のヨシノリ先生」の原作

「盲目のヨシノリ先生」の原作は、2015年11月に発行された新井淑則さんの「光を失って心が見えた」です。

発行からわずか1年足らずでドラマ化とは、どれだけ人の心をゆさぶる作品かがわかりますね。

作者の新井淑則さんは中学校の国語の教師。1961年に千葉県に生まれた新井さんは、中央大学を卒業後、23歳で教師になりました。

翌年、異動した中学で出会った音楽教師の奥様と結婚。次に異動した学校で初めてクラス担任となり、サッカー部の顧問もつとめ、私生活では長女も誕生し、幸せの絶頂にいました。

そんな新井さんの右目に異常が現れたのは、28歳の時のこと。もともと強い近視だった新井さんは、コンタクトレンズを使用していたそうですが、その弊害から網膜剥離を起こしてしまい、手術の甲斐なく右目が失明してしまったのです。

このことで担任もサッカー部の顧問からも外された新井さんは、4年後には養護学校に異動に。片目で日常生活や授業はこなしていたそうですが、やはり休みなどが重なり、学校側もそういう判断をしたそうです。

しかし、養護学校に異動して3年後には、左目まで失明

もちろん落ち込み、病室から飛び降りてしまおうと思ったこともあり、ただ泣き暮らす日々だったようですが、そんな暮らしを半年続けたことで、落ちるところまで落ちてしまったという新井さん。

奥様が引き合わせた鍼灸師のすすめで、眼科のリハビリを受け、そこから新井さんの前向きなリハビリ生活が始まりました。

 

新井淑則先生の現在

35歳で失明した新井淑則さん。

懸命にリハビリにも励み、やはり教師に戻りたいと願うものの「休職する前に務めていた学校に復職する」という原則があったため、盲導犬を連れて養護学校への復職となりました。

しかし、新井さんが全盲ということを知的障害の子供たちは理解することが難しく、いろんな困難があったようですが、やはり、新井さんの心の中には、普通中学校に戻り、担任を持ちたいという願いがあったと言います。

そして、普通中学校を去ってから16年の年月を経て、新井さんは再び普通中学校に復職することができました。

ここには、周囲のいろんな方々のサポートや偶然の出会いがあったそうです。

奥さんをはじめとする家族、親身に耳を傾けてくれた県会議員や県知事、同じ障害を持つ高校の先生など、新井さんならできる、それは何とかしないと、と多くの人が動いてくれたことが実を結んだのでした。

新井さんは、埼玉県の長瀞中学校に着任し、現在は皆野中学校に異動。28年度は1年生の副担任をつとめていらっしゃるようです。

皆野中学校のホームページを拝見すると、全校生徒260名という学校。ちょうどわが家の息子が通う学校と同じ規模です。役員を務めていて職員室をよく覗く立場から言うと、副担任といえど、教師という職はかなりの重労働。教科の準備に、生徒への関わりなど、仕事もかなり多岐に渡ります。

きっと、新井先生も毎日が戦争のような忙しさのはずですが、その中身はかなり充実しているでしょうね。

そしてたぶん、新井先生に出会う子供たちはきっといろんなパワーをもらえるはず。

これは本当に貴重な経験です。

先生と生徒がお互いにいいパワーをもらい、経験を重ねて、とてもいい学校生活が送れているのではないでしょうか。

スペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生」の放送が楽しみですね。どうぞ、その前に原作を一読されることをおすすめしますよ。

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