暁星高校に金持ちが多くてサッカーが強い理由!なぜここで事件が?


都内で屈指のお坊ちゃま学校として知られている私立暁星高校で残念な事件が起きました。

高校1年の男子が他の生徒2人と先生を刺したと言うのです。

暁星高校といえば、お金持ちの子息が多いと言われている学校。

サッカーの名門校であることも知られていますが、それらにはきちんとした教育理念に基づく理由がありました。

そんな学校でなぜこんな事件が起きたのでしょうか?

 

暁星高校に金持ちが多い理由

私立暁星高校は、カトリック系の完全中高一貫校です。高校からの募集はなく、幼稚園や小学校も併設されているため、一番長い子供では14年をこの暁星で過ごすそうです。

1888年、フランス人の修道士によってつくられたこの学校は、校風も厳しく、しかし一学年180人とあまり多くはない生徒数のため、一人ひとりに目の行き届く教育がなされるというのが一つのポイント。

そんな教育理念を信じ、また父親が暁星の卒業生ということで、子供たちを暁星に入学させる家庭が多いようで、特に保護者が医者という家庭はかなりの割合なんだそう。

また、歌舞伎役者にも卒業生は多く、中村勘三郎さんや松本幸四郎さん、市川中車さんなどがいます。

学費としては、1年に80万円程度と、東京の私立としては安くもなければ高くもない感じですが、保護者の安心感で通わせる家庭が多いのかもしれません。

 

サッカーが強いって文武両道なの?

暁星と言えば、サッカーの強豪としても有名ですが、この強さにも理由があるそう。

何でも、体育の授業で、最低限やるべきことをやってしまえば、あとはひたすらサッカーの授業なんだとか。

なので、サッカー部以外の子供たちも自然とサッカーがうまくなるそう。

でも、それはただの文武両道ではなく、やはり第一は勉強ということで、時間がない中、頭を使いながらの練習をし、ほとんどの子供たちが勉強とサッカーをこなしていくそうです。

そうやって3年生までサッカーを続け、残った時間、受験勉強でラストスパートをかけ、東大をはじめ難関大学に入り、末は医者や社長や役者などになるんだとか。

そんな先輩たちを見ているからこそ、それが自然なものと思う環境もあるんですね。

 

こんな環境でなぜ事件が起きた?

今回、事件を起こした生徒は中学から入学してきたそうですが、なんでこんな恵まれた環境の中でそんな事件が起きたのでしょう。

加害者となった生徒の保護者は、中学3年生の時から数回、人間関係について学校に相談していたと言います。

「学校になじめない」という表現での相談もあったようですが、それがいじめだったのかはまだはっきりしていません。

ただ、その生徒が親にも打ち明け、親も学校に相談していたにもかかわらず、結局その100%の改善はなされなかったわけで、その結果、加害生徒は凶器となったナイフを学校に持ち込んでいたのでしょう。

命に問題のない程度だからよかったものの、なぜそんなことが未然に防げなかったのでしょうか。

第三者なので、無責任なことは言えませんが、やはり学校の対応の甘さとしか言いようがないと思うんです。

加害生徒にしてみれば、人に刃物を向けなければいけないほど、ギリギリのところまで追い詰められていたということになります。

もちろん自分の中の気持ちがコントロールできなかったということにも原因はありますが、それほどまでに追い詰められた生徒の気持ちを学校はもっと真剣に汲み取るべきだったのではないでしょうか。

からかったとされる生徒たちにも非があることは明らかですが、その生徒たちの保護者には、きちんと話が伝わっていたのでしょうか。

一学年180人と言えば、多くはありませんが、少なくもない人数です。

一人ひとりの生徒たちに気を配るのは、多様な生徒たちがうごめく昨今、難しい問題だというのはよくわかります。

でもそれを学校や先生に投げ出してほしくはないと思います。

事件の全容が1日も早くクリアーになり、今後、このような事件が起きないことを切に願っています。

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