中村壱太郎のWiki風プロフィール!「君の名は。」との繋がりが面白い


歌舞伎役者の中村壱太郎(かずたろう)さんについて、今回はWiki風プロフィールを見ながら迫ってみたいと思います。

興味深いのは、大ヒット映画「君の名は。」との繋がり。そんな細かいこだわりがあったのかと、映画を作った新海監督にも、その一翼をになった壱太郎さんにも驚いてしまう繋がりがありました。

 

中村壱太郎のWiki風プロフィール

【本名】林壱太郎(かずたろう)

【生年月日】1990年8月3日

【出身地】東京都

祖父は人間国宝である坂田藤十郎、祖母は元タカラジェンヌであり参議院の議長まで務めた扇千景、そして父はその長男・四代目中村鴈治郎(がんじろう)という歌舞伎界のサラブレッドでもある中村壱太郎さん。

わずか1歳3ヶ月の時に京都南座で初お目見得を果たし、4歳の時、大阪中座で「中村壱太郎」を名乗って初舞台を踏みました。

歌舞伎の名門ともなると、お子様たちのデビユーも早くて大変ですね。

ちなみに初舞台で演じたのは「公時」。そう、金太郎の役です。自宅には、当時使った小道具のまさかりが記念にとってあるそうです。

慶應義塾大学総合政策学部を2013年に卒業されたインテリでもある壱太郎さんは、歌舞伎を演じるだけでなく脚本も手がけられています。

2016年には、野田秀樹さんの舞台「三代目、りちゃあど」にも出演し、シンガポールでの講演にも参加され、意欲的な活動が目立つ歌舞伎界のホープです。

 

「君の名は。」との繋がりとは?

中学の時から漫画にはまったり、写真も撮ったり、絵も描いたりと幅広い趣味を持つ中村壱太郎さんですが、以前から新海誠監督のファンだったそう。

2013年、当時壱太郎さんがNHK-FMでやっていた「邦楽ジョッキー」というラジオ番組に新海監督がゲストで招かれ、そんな繋がりから、2015年に新海監督から壱太郎さんにあるオファーが寄せられました。

それは、主人公の三葉が巫女舞をするシーンの踊りを作ること

新海監督の作品へのこだわりを考えると、ただ壱太郎さんと面識があるというだけでなく、おそらく、女形としてその美しさに定評のある壱太郎さんだからこそ届いたオファーなのだと思います。

映画の中で印象的なシーンではあるものの、踊りのシーンはほんの数秒。

壱太郎さんは、2分半ほどの曲を製作し、それを踊っているところを撮影して、新海監督はイラストのベースとされたそうです。

「君の名は。」のテーマの1つは「彗星」ですよね。

あの数秒の踊りの中には、彗星にまつわる出来事が表現されていて、伝承という意味も含まれているそうです。

そう言われると、どんな踊りだったかもう一度見てみたくなります…。

しかし、ほんの数秒に、これだけの思いと意味と情熱が込められているとは、何とも贅沢なシーンですね。

 

こだわりの役者・中村壱太郎

まだ20代半ばながら、その演技力やこだわりに定評のある中村壱太郎さん。

祖父の藤十郎さんが長く演じてきた「曽根崎心中」のお初役を、お初の実際の年齢と同じ19歳の時に演じたことが話題となりましたが、人間国宝でもある祖父が大切に演じてきたものを継承することを、私達が想像する以上に真剣に捉えていたエピソードがあります。

初演の時こそ、何度も見てきた祖父のお初を真似るのだけで精一杯だったそうですが、2度目に演じた時にはもう自分ものにしていたのだとか。

というのも、4種類もの「曾根崎心中」の台本を読み比べ、近松門左衛門の原作も読み、また直木賞作家でもある角田光代さんが書いた「曽根崎心中」も読み込んで、お初という役をいろんな角度から研究し尽していたそうなんです。

歌舞伎の先輩たちと共演するたびに、それぞれの先達からいろんなことのを学んで吸収し、歌舞伎以外の仕事をしてもどうにか歌舞伎に還元する方法を考えているという壱太郎さん。

こんな後継者がいることを考えると、日本の歌舞伎界も明るい未来しか見えてこないですね。

久々に歌舞伎を見たくなってきました。博多座に足を運んでみようかしら。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ