アメリカ恐怖の組織バンク事件!人体組織販売の末、主犯がたどった運命


奇跡体験!アンビリバボーでアメリカで起こった人体組織販売事件が取り上げられます。

元・歯科医が経営していた組織バンクが、なんと悪の人体売買組織だったというのです。

どのような手口で元・歯科医のマイケル・マストロマリノはこのような悪行を行っていたのでしょう。

その悪行がもたらした悲劇の数々についても迫ります。

 

アメリカで起きた組織バンク事件

アメリカで葬儀場と火葬場を営む兄弟が逮捕されました。

彼らの名前は、ルイス・ガーゾーンジェラルド・ガーゾーン

逮捕の理由は、火葬場に運び込まれた遺体から骨や皮膚などを取り出して売っていたというものでした。

本来なら、亡くなった方への敬意を払って行われるべき葬儀と火葬の場で、このようなことが行われていたとは驚くばかりですが、この事件には主犯格の男の存在がありました。

その男とは、元・歯科医のマイゲル・マストロマリノ

マイケルは、ニューヨークにあるバイオメディカル・ティシューサービスという生体組織バンクの会社を経営していました。

マイケルは、ガーゾーン兄弟から、244もの遺体から取り去った骨や皮膚などを約2700万円で買い取っていたのでした。

その手口はとても組織だっていて、遺体がガーゾーン兄弟の葬儀社に運びこまれるとマイケルに連絡が行き、マイケルは元・看護師のクルセタに連絡。

クルセタは「切り出し部隊」と言われ、遺体から各パーツを切り出す役目を負っていました。

事件全体では、この組織により1077体の遺体が被害にあったことがわかっており、その売り上げは4億円にものぼっていたと言います。

 

もう1つの大きな罪

アメリカでの遺体からの臓器移植は、日本同様、本人の生前の意思や残された家族の同意などが大きなカギとなるわけですが、マイケルたちが行っていたのは窃盗ですから、家族の同意など取っているはずがありません。

彼らの目的はあくまでもお金。

つまり、売れさえすればいいわけです。

本来、移植の場合は医学的な検査が必要になるわけですが、売ることだけが目的のマイケルたちがそのような手順を踏むわけもなく、売買された遺体には、肝炎やHIVの患者も含まれていたそうです。

実際に、盗まれた組織の移植は数多く行われ、その中にはC型肝炎やHIV、敗血症ショックなどを発症した方もいたと言います。

わらにもすがる思いで移植にこぎ着けたにもかかわらず、誰が盗まれた病人の組織を移植されるだなんて思うでしょうか。

本当に、身勝手極まりない犯罪です。

加えて、組織などを販売する際に必要な書類の多くが偽造されたものだったため、取引された244人の遺体のうち、身元がきちんと判明したのはたったの49人。

200人近くの遺体から奪われた組織は、誰のものかもわからず、ということは生前どのような病気にかかっていたかもわからないわけで、この犯罪が原因で命を落とした方はもっと多かったのかもしれません。

 

マイケルの人生の結末

違法かつ非人道的な犯罪でセレブにのしあがった主犯格のマイケル・マストロマリノ。

身体を盗んだ罪以外にも、移植を受けた人たちの家族によって数百の訴訟が起こされました。

終身刑間違いなしと思われたマイケルでしたが、意外な形で結末を迎えることになります。

入院していた病院で、転移性肝がんのために、49歳という若さで亡くなったのです。

そのがんは、全身の骨にも転移していたといいますから、因果応報としかいいようのないみじめな最期ですね。

きっと最期は激しい痛みも伴ったでしょうし、薬の投与で自分を失っていたかもしれません。

痛みを感じながら、自分が傷つけた人たちへの謝罪の心は少しでもあったのでしょうか。

多くの被害者の苦しみを考えると、ぜひそうあってくれていたことを願わずにはいられませんね。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ