映画キミスイのあらすじと結末(ネタバレあり)キャストが良すぎ!  


キミスイこと「君の膵臓がたべたい」。

気になって原作本まで購入していたものの、読まずに放置して数ヶ月…。

いよいよ映画の公開日を迎えてしまい、友人が感想をFacebookにアップしたのを見て、慌てて映画館に走りました。

ストーリーも意外な展開でよかったし、考えさせられることもあったけれど、個人的にはキャストが予想以上によかったなと思います。

どうして北村くん?と思ったけれど、映画を見終わって、あわてて原作を読んだ今となっては、「仲良しくん」は北村くん以外はありえないなと思うほどです。

浜辺美波さんは、言わずもがなですね。

今回は、「キミスイ」のあらすじと結末を振り返りながら、感想を書いて行きたいと思います。ネタバレもあるかと思いますので、ご注意くださいね。

 

映画版「キミスイ」のあらすじ

物語は、現代を生きる志賀春樹が、高校時代に出会った「山内桜良」との思い出を振り返りながら進んで行きます。

現代の志賀は、母校の高校教師。老朽化した図書室の建替えのため、蔵書の整理を上司に任されます。

なぜならそれは、志賀が高校時代、図書委員としてその図書室の蔵書の分類を担当した人物だったから。

そんな思い出の図書室で、高校時代に出会った少女のことを志賀は思い出します。

それは、膵臓の病におかされ、余命わずかの「山内桜良」というクラスメイトでした。

二人は、たまたま出会った病院で、桜良が書いていた「日記」を志賀が拾って読んでしまったことで近づきます。

その日記には、桜良の命があとわずかであることが書かれていましたが、桜良は病気のことを家族以外には知らせていませんでした。

その日から、桜良は事あるごとに志賀との時間を共有しようとします。

人との接触をさけ、読書ばかりしてきた志賀でしたが、桜良の残された時間があまりないことを考え、「人助け」の名目のもと、桜良の望みに付き合うことに。

クラスの人気者の桜良と根暗で目立たない志賀が仲良くしていることはクラスにも広まり、嫌がらせや中傷も受けますが、二人は日々少しずつ信頼を強めていきます。

そんな間にも、桜良の膵臓は蝕まれており、桜良は入院することとなってしまいました。

2週間の検査入院のはずが入院が伸び、やっと退院できることになったその日。

二人は待ち合わせをし、直前までメールでのやりとりをしていましたが、結局、桜良は志賀との約束の場所には現れることはありませんでした

 

「キミスイ」の結末(ネタバレあり)

とうとう約束の場所に現れなかった桜良への気持ちを抱えたまま、志賀は帰路につきます。

そして、その途中、街角の大型ビジョンから流れてきたニュースで、志賀は桜良が来なかった理由を知るのです。

待ち合わせ場所に向かっていた桜良は連続通り魔に襲われ、搬送された病院で息を引き取っていたのでした。

程なく行われた通夜にも葬儀にも足を運ぶことなく、ひと月の間、学校に行かずに引きこもっていた志賀でしたが、気持ちの整理をつけ、桜良の自宅に向います。

それは生前桜良が綴っていた日記「共病日記」を見せてもらうためでした。

桜良の母親に話をすると、母親は「あなたが…」と日記を差し出してくれました。

桜良から、いつかこの日記の存在を知っている人が絶対に来るから、その時はその日記を渡してほしいと、母親は聞いていたのです。

日記を読み、大号泣する志賀。

そして舞台は、現代の志賀に戻ります。

図書室の蔵書の整理も佳境を迎えた頃、一緒に整理を行っていた図書委員の男の子が、最後の最後に来て蔵書の整理がされていないと、落書きされた図書カードを見せながら言うのです。

その落書きは、紛れもなく、12年前「桜良」が書いたものでした。

そのカードの本の在り処を探し、見つけ出した本の中から自分と親友・恭子あての手紙を見つけた志賀。その手紙を持って、志賀は恭子の元へ走り出します。

物語のラストは、桜良が志賀にあてた手紙で終わります。

キャストが良すぎ!!

原作がかなりヒットした作品なだけに、もっとメジャー級の主役がキャストとして選ばれるのではないかと思っていた私。

でも実際に映画を見てみると、そんな私の思いを払拭するような、バッチリはまったキャストでした。

浜辺美波さんは、その笑顔と声がこの上なくすばらしい!!

特に「仲良しくん!」と志賀を呼ぶ時の浜辺さんの声は、おばさんの私もキュンとしましたね。

そして、北村匠海くん。

これまで、北村くんの演技などを真剣に見たことのなかった私ですが、寡黙な役柄とその真逆の強い眼力が志賀役にぴったりでした。

最近、高校を舞台とした映画がたくさんありますが、高校生には無理のある配役が目立ちます。

そんな中にあって、今回のキャスティングは文句なしですね。これからの二人の役者としての活躍がとても楽しみです。

 

映画と原作「キミスイ」の感想

この作品が他の学園モノや病気モノと一線を画すのは、なんと言ってもそのタイトルですよね。

「君の膵臓をたべたい」

物語の冒頭で、昔の人は自分に悪いところがあれば、他の動物のその部分を食べたのだ、だから自分は「君」、つまり志賀の膵臓が食べたいというシーンがあります。

ここで使われるこのセリフは、直接的な意味での「キミスイ」です。

しかし、志賀が考えに考えて使った「君の膵臓がたべたい」には、また違った意味があります。

それは、退院した桜良を待っていた時、志賀が最後に桜良へ送ったメッセージです。

ここには、桜良に対する尊敬の念が込められていて、人との関わりを拒んできた自分にいろんなことを教えてくれた桜良のようになりたい!!と願う志賀の気持ちが表れています。

そして、もう一つの「君の膵臓がたべたい」は、桜良が残した手紙(遺書)の中にありました。

桜良と志賀はまったく正反対のところにいる人のようで、実は桜良にとって、志賀は憧れの存在だったというのです。

志賀に恋していたことを認めながらも、それを「恋」や「友情」という言葉が片付けたくないと思っていた桜良。

それだけ、桜良にとって志賀は尊い存在になっていたのです。

自分がこの世からいなくなる前に、志賀のようになりたいと心から願った桜良が記した言葉が

「君の膵臓をたべたい」

だったのです。

好きでも愛してるでもなく、互いへの尊敬と憧れを最上級の言葉が表したとき、思い合う二人が選んだ言葉が、偶然にも

「君の膵臓をたべたい」

だったというわけです。

映画の途中から涙が止まらなくて、鼻をすすろうとするけど今度は鼻がつまってきて、大変な目にあいました…。

少しの設定の差はあるけれど、原作を忠実に表現している映画だと思いました。

「キミスイ」。真夏の熱さを一瞬忘れさせてくれる作品でしたよ。

おすすめです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ